しまね留学とは?
しまね留学概要
![[グラフ]島根県外の中学校から島根県立高校への入学生推移](https://shimane-ryugaku.jp/wp/wp-content/themes/original/img/whatis/whatis-figure01_r2.jpg)
しまね留学とは、
島根県外に住んでいる意欲ある中学生が、
島根県の高校を受検し、入学し、島根県で充実した高校3年間をおくること。
現在、島根県では14の県立高校で、
全国から意欲ある入学生「しまね留学生」を募集しています。
全国から島根県へ学びに来る生徒の数は
10年で約3.5倍と、右肩上がりで増えています。
なぜ、全国から島根にこれだけの生徒が来るのでしょうか?
しまね留学の魅力とは、いったい何なのでしょうか。
しまね留学の魅力
日本一の寮
実は、島根県は、公立高校の寮を日本一多く持っています。(平成21年度 島根県の調査による)
島根県の多くの公立高校に寮が併設されているのです。
![[グラフ]公立高校の寮の保有率](https://shimane-ryugaku.jp/wp/wp-content/themes/original/img/whatis/whatis-figure02.png)

だからこそ、島根県は全国から生徒を受け入れることができるのです。
寮生活には、様々な地域から集まってくる仲間と生活を共にしながら、
自立に向け人間的に大きく成長できる機会があります。
掃除や洗濯など、自分のことは自分でしなくてはいけません。
住み慣れた家を離れて、新たな環境で生活することになるので
ホームシックにもなるでしょう。
集団生活だからこそ不便なこともたくさんありますし、我慢もしなければいけません。
他の生徒とぶつかりあうこともあるでしょう。
だからこそ、3年間の寮生活を通して、自律心や思いやり、忍耐力が鍛えられ、コミュニケーション能力、協働力など社会で必要な多くの力を身につけることができるのです。
前向きに寮生活を送り抜いた3年後には、 大きく成長した未来の自分と、苦楽を共にした一生の仲間を 手に入れることができるでしょう。

少ない、小さい、あまりない、だからいい。
「過疎」という言葉は、島根県から生まれたことを知っていますか?
昭和40年代、都市過密が進む時代に、島根県益田市匹見町の大谷武嘉町長が国会にて、過疎という言葉で町の状況を説明したのが始まりといわれています。
また島根県は、平成4年に人口の「自然減」が全国に先行して始まった県です。
そんな、過疎・人口減少を逆手に取り、特色ある少人数教育に取り組んでいる学校が島根にはたくさんあります。
しまね留学推進校の1学年の生徒数は30人~150人程度。
都市部の高校に比べるとコンパクトな高校が多いです。
だからこそ、一人ひとりを大切にした教育ができます。だからこそ、アットホームな雰囲気の学校ができます。
一人ひとりにあわせた手厚い指導、一人ひとりの個性を大切にする教育。
そして、‘Small is beautiful’と胸を張って誇れる、小さいけれどキラリと輝く学校が島根にはあります。
また、 コンビニやファストフード、大きなショッピングセンター、ゲームセンターなど、
便利でオシャレなもの、遊べるお店やサービスが身近にほとんどないかもしれません。
だからこそ、大事な高校3年間を、飾ったり、気を散らされたり、変なことに気を使わずに学習や部活動などに集中できます。
都市部に比べれば、不便で不自由な環境だと思います。
だからこそ、我慢強さや自律心、感謝の心などが育まれやすいです。
「しまね留学」では、少ない、小さい、あまりない、それが自慢です。
本物の自然や文化、人情を堪能できる3年間
島根県には、世界ジオパークに認定されている隠岐諸島、
世界遺産の石見銀山、日本遺産の津和野など、
海外からも認められる自然や文化資源が多くあります。
また、出雲大社に代表される多くの由緒ある神社や
見る人を魅了する神楽なども生活のなかに息づいています。
日本らしい日本、日本の原風景が島根にはあると言われます。
四季の移り変わりを肌で感じ、旬なものを味わい、
豊かな自然と文化、人情を存分に体験し、
いつでも帰れる第二のふるさとを島根につくってください。

地域を舞台にした21世紀型学習
「しまね留学」を推進する高校のほとんどに
「コーディネーター」が配置されています。
コーディネーターは、高校と地域を結び、
生徒と社会をつなぐ役割を担っています。
島根県の公立高校に常駐するコーディネーターの数は日本一。
だからこそ、島根の高校では、地域資源をふんだんに活用した
学習を体験できます。
課題先進地域での最先端の課題解決型学習、ローカル(地域)から
グローバル(世界)につながっていくグローカル教育、
夢や未来を探究し、これからの自分と社会をより良くデザインしていく
力を身につけるキャリア教育など、教室だけでは収まらない
未来型の新たな学びを一緒につくっていきましょう。

多彩に燃える部活
島根県の高校には、全国的にも珍しい部活動や強豪の部活動がいくつもあります。 全国大会常連のホッケー部(横田高校)や報道部(飯南高校)、演劇部(三刀屋高校)、レスリング部(隠岐島前高校)etc。
また、島根の自然を生かした、スキー部(飯南高校)、カヌー部(島根中央高校)、ヨット部(隠岐水産高校)、カッター部(浜田水産高校)etc。
さらに、運動系部活動と文化系部活動に加えて、新たな第三の部活動系統として「地域系部活動」を提唱し、推進しています。地域の方々とともに地域貢献や課題解決に挑戦する、津和野グローカルラボ(津和野高校)、地域国際交流部・ヒトツナギ部(隠岐島前高校)、地域クラブ(吉賀高校)etc。
これらの部活は、高校から始めた先輩も非常に多いです。皆さんも新たにチャレンジしてみませんか?
