HISTORY
「しまね留学」として積極的な県外生徒募集を始める以前から、保護者の転勤等による一家転住の場合などについて、一定程度は県外からの入学実績がありました。
平成21年度からは、多様な地域からの生徒を受け入れることで、新たな価値観との出会いや、
切磋琢磨を通しての視野の広がり、コミュニケーション能力の向上が図られることなどを期待して、積極的な県外生徒募集に取り組み始めました。
当初は県内8校、年に50人程度の入学生で始まった県外生徒募集も、今では県内16校、
年に200人前後の生徒が県外から入学するなど、広がりを見せています。
その中で、「地域の魅力や課題の再発見による地域の活性化」など、生徒だけではなく、
高校に関わる地域にも好影響があるなど、様々な教育効果が期待されるものとなっています。
学校と地域のつなぎ役コーディネーターの人数は
全国有数!
島根県の多くの高校には教員とは別に「コーディネーター」が配置されています。コーディネーターは、探究的な学びを推進するために、高校と地域を結び、生徒と社会をつなげる役割を担っています。2022年度時点で、60人を超えるコーディネーターが島根県内の高校教育に従事しており、「総合的な探究の時間」やキャリア教育を現場で支えています。教員やコーディネーター、多くの仲間と一緒に、教室の中だけでは収まらない、地域に開かれた未来型の学びをつくっていきましょう。
コーディネーターに関する各種データ
人数推移
ひとつの高校に1人の配置ということではなく、複数人を配置する市町村もあります。また、複数の高校がある市町村では、チームで担当するケースもあります。
年齢
コーディネーターの年齢は20代から60代以上と、幅広い年代の方が配置されています。教員とは違った視点で、生徒にとって相談しやすい身近な存在として活躍しています。