

自分の幅を広げるためというのが一番の目的で、そのために環境を変えたかったからです。
またコロナの影響で外へ出られず自分と向き合う時間が増え、将来を考えて留学を決めました。もともと通っていた学校が中高一貫校で、コロナをきっかけに将来どんな仕事につくかとか大学はどこに行くかとか考えている中で、材料や情報が少ないなと考え、自分の学校だけじゃなくて違うところにも出てみたいと思っていました。
そんな時に、母がしまね高2留学のことを見つけてきてくれました。学校を選ぶ中で、島根県が地域みらい留学の先進県というのを聞いて、まずは島根県の学校から探してみようってことになったのが始まりです。
実際にしまね高2留学に来てみて、島根県出身の方だけじゃなく県外から来られてる大人の方が多いです。そういう方のお話を聞いているとすごくステキな方が多く、私もそうなりたいなっていう理想の大人像がちょっと見えてきた気がします。
留学先に選んだ理由
島根県の学校の中から津和野高校が説明会の日程が合ったので行ってみようかってことになり、実際に
説明会に行って同い年の人たちと話してみて、すごくキラキラ・生き生きとしていて、私もそうなれたらなって思って。
一番印象が良かった学校でした。
留学前に不安だったこと
初めて両親と離れて暮らすことで、掃除や洗濯などできるかが不安でしたが 意外と自分でもできるんだなって思いましたし、帰省してからも自分でお皿洗いなどができるようになりました。
がんばった・チャレンジしたこと
人前にでることが苦手だったけど、ハキハキしてる同級生に刺激を受けました。そこでコーディネーターの方に相談したら 場数を踏むことだと言われ、オンライン・オフラインの様々なイベントに積極的に参加し意見を言えるようにがんばりました。
おいしかった(好きになった)食べ物
野菜ソムリエの大家さんが作った野菜・自然薯。隣の家の方がくれた猪肉でバーベキュー。
嬉しかったこと
地域の人に優しくしてもらったのが嬉しかったです。
津和野に来てからは会う人会う人に、
朝おはようございますって挨拶するのがすごく気持ちよくてスッキリします。
受け入れてもらってる感じがしました。
一番おどろいたこと
帰省した時に、両親からも先生からも、明るくなったよねって言われました。
自分から話しかける、自分から出ていくことを意識し続けたおかげだと思います。

糧 -72recipes project-でお手伝い
下宿の大家さんが野菜ソムリエで、津和野町にある大家さんの経営するお店でお皿洗いや配膳を手伝わせてもらいました。大家さんの料理がすごく美味しいので、下宿のご飯が毎日の楽しみでもあります。大家さんのおかげで苦手なしいたけが食べられるようになりました。食の豊かな津和野が大好きです。

イベントでヴァイオリン演奏
旧堀氏庭園で行われたホタル観賞会と、秀翠園で行われた新茶まつりで、依頼を受けてヴァイオリンを演奏しました。たくさんの方々に演奏を聞いてもらえてとても嬉しかったです。

休日に城山で過ごす
津和野城跡が学校の裏にあり、友人と30分かけて登山してお弁当を食べたり、卒業生の方が津和野に戻って来た時には時々遊んだりとかお話を聞いてもらったり、時間を忘れて過ごしました。都会では体験ができないことだったので思い出に残っています。
令和3年度留学生/令和4年2月〜3月取材